IR情報

経営戦略

BUSINESS STRATEGY

経営戦略の現状と見通し

 当社グループは、長期化した新型コロナウイルス感染症拡大の状況下、政府・地方自治体による感染拡大防止のための行動自粛要請による休業並びに時短営業、コロナ禍における勤務形態の多様化とライフスタイルの変化等により厳しい業績となっております。今後も見通しの利かない厳しい経営環境が続くものと判断しております。
 このように極めて厳しい状況下でありますが、当社グループは、お客様、株主様、従業員、他のステークホルダーに対し、次の対処すべき課題に取り組み、業績回復並びに業績成長を図ってまいります。

① 事業運営の課題

 店舗運営事業において将来の収益性に十分期待できる店舗を選択するとともに、運営コストの見直しと改善により損益分岐点売上高の低減化を図り、厳しい経営環境下においても利益が稼得できる収益構造の構築に取り組みます。
 また、全社員対象の「新型コロナウイルスワクチン接種による奨励金制度」の推進により営業店舗での安全安心なサービス提供を図り、お客様に安心してご利用いただける環境整備に取り組みます。

② 主力事業への依存度と事業展開の課題

 コロナ禍においては主力事業であるカラオケ・飲食事業が大きく影響を受け、業績が低迷しましたが、美容サロン事業におきましてはその影響も限定的であり、比較的堅調な業績となりました。今後は、美容サロン事業をはじめコロナ禍でも業績に影響を及ぼさない事業ドメインへの展開に取り組みます。
 当社グループではこうした取り組みを通じて、主力事業であるカラオケ・飲食事業の業績回復とコロナ禍でも業績が安定している事業への積極的な投資により、更なる企業価値向上に努めてまいります。

③ 財務上の課題

 2020年8月の新株発行(調達資金1,499百万円)により当面の運転資金は確保されておりますが、更なる運転資金の調達や自己資本の増強を検討してまいります。また、有利子負債と財務指標に重点を置いた事業運営に引続き取り組んでまいります。

 当社グループではこうした取り組みを通じて、主力事業であるカラオケ・飲食事業の収益力回復による業績回復、更なる企業価値向上に努めてまいります。

2021年11月26日

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